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2006年5月31日 (水)

天文台日記

石田五郎(元岡山天体物理観測所副所長)という人が書いた「天文台日記」を読みました。

天文台で思い出すのは、以前niftyのフォーラムでいっしょだったTさんの「キャット・ウォーク」という作品。舞台は天文台で、主人公があおむけになって見上げる見開きページの星空が印象に残っています。

自分のホームページで、女の子が夜間飛行をしてオリオン座を見るという絵を描いているけど、星空を見てすぐわかるのはオリオン座のそれだけ。
むかしは街中でも今よりはずっと星が見えていたように思う。すぐわかる星座がもっとあったけど、夜空が街のあかりで明るくなっていったためか、目が悪くなってしまったからか、夜空を見てもすくない星の数に星座の名もわすれてしまった。
天の川が記憶に残っているのは中学生の頃田舎で見たものだけ。水平線から立ちのぼり夜空を横切るその星々のあかりは、宇宙の神秘を感じさせる雄大な眺めだった。
と、書くとオーバーだけど、小さな時からずっと見ているオリオン座は、その記憶と重なって特別なものに変化したのかもしれない。
だれか、街のあかりが無遠慮に空に拡散しないようなものを発明してくれないかな。そうして天の川が見える夜空だったらいいのになあといつも思う。たくさんの星がみえたら、同じ数の元気をもらえそうな気がする。

国立天文台岡山天体物理観測所の40周年記念誌がPDFになっていて、ホームページからダウンロードしてみたら、「キャット・ウォーク」に登場する天文台は(モデルがあるとして)岡山天体物理観測所だったのだと思いました。

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2006年5月10日 (水)

テルーの唄

映画を見に行くと、予告編を見ることができる。
最近は「ゲド戦記」の予告編を見るのが楽しみ。

鈴木プロデューサーは、映画のコピーを大切にしている人らしい、「もののけ姫」の「生きろ!」はインパクトがあったし、「ハウルの動く城」の「あなたは弱虫でいい」は心に残った。
「世界の均衡が崩れつつある」
確かに、毎日のニュースを見たり読んだりしていると思いあたる言葉。この言葉に絵が重なり、少女テルーの声担当の手嶌 葵が歌う『テルーの唄』が流れる。
なんだろう、この歌を聞いていると心が揺さぶられる。いい歌だなあ。

ずっとゲド戦記は映像にはできないだろうと思っていた。ジブリが映画化すると知ったときも、竜の絵にがっかりしてしまった。でも今は竜の絵の善し悪しなんかどうでもいい。
原作者のル・グウィンがジブリに映画化を打診してきたそうだ。
作品がアカデミー賞を受賞し、宮崎駿監督の表現手法に感銘したからだとは思うけど、ル・グウィンの頭の中の物語世界がジブリの絵とリンクしていたというのがおもしろい。

映画は7月公開だけど、そのまえに6月発売の挿入歌『テルーの唄』が楽しみ。

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